コト助くん
コトハちゃん
コト助くん
コトハちゃん
もともとある言葉が、方言だっり若者言葉だったりと、変わったりして覚えるのも一苦労ですよね。
今回紹介する「正味」に関しては、大きく分けて本来の意味と関西弁と若者言葉としての意味が2つあります。
どちらもちょっとしたニュアンスの違いなので、すぐに覚えられると思いますよ〜。
というわけで今回は、正味(しょうみ)の2つの意味と使い方を使用例を交えて、お伝えさているので一緒に見ていきましょう!
正味(しょうみ)の意味とは?
正味の意味としては、本来の言葉と関西弁・若者言葉での意味が2つあります。
といっても大きく違うというわけではなく、ちょっと使い方の自由度の差しがある感じですよ。
まずは、本来の意味から見ていきましょう!
正味(しょうみ)の意味は、
- 余分なものを取り除いたものの本当の中身。
- 風袋(ふうたい)を除いた商品の重さ
- 実質的な数
- 掛け値のない値段(仕入れ値。)
- 表面に出ない、隠された本当のところ。
※風袋=ものを測るときに入れてある袋や箱、器などのこと。
以上が本来の意味となっています。
正味の本来の意味は、物や量に対して「本来の大きさ、値段」などを対象にしている印象ですよね。
でも、こっちの意味は仕事以外ではあまり使わないと思います。
コト助くん
実際私も使ったり聞いたりするのは、関西弁や若者言葉での意味が多いと感じています。
記事の後半でいくつか使用例もあるので、そちらも参考にしてくださいね〜。
さて、次の関西弁・若者言葉の意味は、少しだけ違うので間違えないように見ていきましょう!
若者言葉・関西弁での意味
関西弁・若者言葉での意味は、
- 本当のところ、本当は
- 正直、正直なところ
- 結局、結局のところ
などがが見受けられます。
どうですかー?
どちらも「本当の〇〇」と言った意味合いがあるので、そういったイメージで覚えておけば大丈夫ですよ。
こっちの意味は使うとき「物だけじゃなくて色々な事」を対象に使っていることが多いです。
こちらの意味も後で使い方を会話形式の例文でお伝えしているので、そちらを見ていただけると、正味の意味はよりイメージしやすいと思います。
また、若者言葉として使う際は「しょうみ・しょーみ」と表記することが多いです。
元々は、関西弁でしたが今では大学生を中心に、若い人たちの間で全国的に使われる言葉になってますね。
ここまでで、「しょうみ」の意味は大体イメージで出来でしょうか?
次は、2つの意味別にも使い方や使用例を解説しているので、見ていただけるとよりわかると思います。
関連記事
正味の意味と使い方を使用例で習得!
本来の意味での使い方
まずは、本来の意味の使用例からご紹介します。
先ほど紹介した、本来の意味は5つありましたよね。一つ一つ使用例を紹介しているので、参考にしてくださいね〜。
1.余分なものを取り除いた、物の本当の中身。
例:「正味の少ない木の実」
2.風袋(ふうたい)を除いた商品の重さ。
例:「この商品は、正味100グラムだ。」
3.実質的な量、時間など
例:「学校の時間をのぞいたら、正味5時間勉強してる」
4.掛け値のない値段(仕入れ値。)
例:「正味で販売する。」
5.表面に出ない、隠された本当のところ。
例:「正味を聞かないと、真実かは分からない。」
以上が正味本来の意味を使った例になります。
どうですかー?
本来の意味は、会話の中では使わなさそうなイメージだっただと思います。強いて言うなら、5の使い方が次の関西弁の使用例に近いですね。
コトハちゃん
おすすめ記事
関西弁・若者言葉での使い方
コト助くん
コトハちゃん
コト助くん
コトハちゃん
さっきの意味はちょっと硬い印象だったけど、関西弁若者言葉では気軽に使える印象ですよね!
この会話を解説すると、
コト助くんは「本当のところ問題わかるの?」=「しょーみどうなの?」って使ってますね。
また、その返答に「正直なところ分からない」=「しょーみ分からん」になると言うわけですね。
さて、ここまで大丈夫でしょうか?
他にも、「しょーみ行けるで!」など基本は「しょーみ・しょうみ〇〇」の形で使うことが多いと思います。
また若者言葉や関西弁では、単体で「しょーみ?」=「正直どうなの?本当はどうよ?」など疑問形にして、使うこともありますよ!
コトハちゃん
コト助くん
コトハちゃん
「それな」という若者言葉も関西弁が元ネタだったりします!
関連記事
ここまで正味について掘り下げてきましたが、いかだでしたかー?
最後に今回の内容をまとめたのでおさらいしていてください。
まとめ
コトハちゃん
◆正味(しょうみ)の意味
●本来の意味
- 余分なものを取り除いたものの本当の中身。
- 風袋(ふうたい)を除いた商品の重さ
- 実質的な数
- 掛け値のない値段(仕入れ値。)
- 表面に出ない、隠された本当のところ。
●関西弁や若者言葉
- 本当のところ
- 正直、正直なところ
- 結局、結局のところ
●本来の意味の使い方
- 「この商品は、正味100グラムだ。」
- 「正味で販売する。」
- 物に対して本当の量やサイズ値段などに足して使うことが多い。
- 表面に出ない、隠された本当のところ。という意味は、関西弁と近い。
●関西弁・若者言葉
- 「しょうみ・しょーみ」で表記する。
- 例:「あの子の事、しょーみ好きやろ?」=「あの子の事、本当は好きやろ?」
- 例:「明日、無理って言ってたけど、しょーみどうよ?」=「明日、無理って言ってたけど、本当のことろどう?」
最近、本来の言葉の意味が変わっていく事って、色々なところで見られますよね。
元々の意味が変わる事を否定する人も多いけど、「過去を見ると色々変わってるのに!」って個人的に感じます。
今回、度々出て来た関西弁が
「実は昔、標準語だった!」
とか時代で変わってるみたいですしね〜。
この言葉マップでも、色々な言葉の意味を書籍や人との会話、SNSなど調べていますので、他にの記事も見て言ってください。
今回の言葉マップは以上で!
最後まで読んで頂きありがとうございます。