コト助くん
コトハちゃん
コト助くん
八方美人的な意味だと思っててけど、それっってそんなに悲しいの?
今日は四面楚歌がどれほど辛く悲しいことか、よーく覚えていこう!
コトハちゃん
四面楚歌は、聞いたことある方も多いのではないでしょうか?『歌』の文字もあるし、そんなに悲しいの?って感じですよね。
今日は意味と例文も含めて四字熟語の意味を解説していきますね!
四面楚歌の意味とは?
四面楚歌(しめんそか)の意味は
- 周囲の者が全て自分に対して反対していたり、敵であること。
- 孤立して、助けや味方がいない様子を表す。
です
四面を敵に囲まれた状況なんて本当に絶望的ですよね…
戦時中ほどの緊迫感は現代にはないにしろ、現代でも周り敵ばかりとなると悲しすぎます!
それではどんな場面で使われるのかを例文と合わせて見てみましょう。
四面楚歌の例文と使い方!!
- 仲間を失い四面楚歌の中新たな仲間探しは楽じゃない。
- あの取引先は怒らせてはいけない。四面楚歌になり、会社そのものがなくなりかねない大損害になるからだ。
「仲間がいない」という環境は、どんな場所でも命取りになるんですね!社会もまた戦場となりうるということが分かりましたね!
他にも味方がいない、反対者ばかりという背景も交えて見てみましょう。
他の例文も要チェック!!
- 結婚したい相手を両親に紹介したいのだが四面楚歌の状態で話は進みそうもない。
- モデルとしてデビューしたが、確固たる存在になるまでは四面楚歌だ。私自身も誰も信じない。
味方も理解者もいない中にいると「誰も信じず一人で生きていく!」と腹をくくる他なくなるんでしょうねぇ。
コト助くん
コトハちゃん
どのようにして、「日本に伝わってきたのか?」文字と意味の由来をしっかり学びましょう。
四面楚歌を由来や語源
紀元前202年の中国で起きた楚と漢の戦い。
四面を敵の漢軍に囲まれた中から、楚軍の歌が聞こえ、戦いに負け、降伏したことを悟り、嘆いた
これらの事から四面楚歌と言われる由来となっています。
歴史深い国と国の戦いが背景になっていたんですね。
四字熟語と中国の歴史には深い関係があるのですね。
他にも味方ゼロ!の状況を表す四字熟語を見てみましょう。
四面楚歌の類語は?
- 孤立無援(こりつむえん)
頼るものも助けもなく、ひとりぼっちである様子。
- 形単影隻(けいたんえいせき)
一人で孤独なこと。独り身で助けのないことを表します。
人間社会は何かしらの関わり合わないことには
いざという時頼れるのは同じ人間なんですよ。
四字熟語は日本語として成り立っていますが、四字熟語を持たない英語では「孤独で味方のいない様子」をどのように表現できるのか気になりますよね!
それでは英語で四面楚歌を学んでみましょう。
四面楚歌を英語で表現すると?
四面楚歌を英語で表すと、
- Surrounded
なんです。
また、「He is surrounded by foes(彼は四面楚歌だ)」と表現されるのですね。
英語でも表現されやすい四字熟語があったんですね!
英語にすると四字熟語というのは伝わりにくいニュアンスもありますが、意味が意味なだけに活用されているんですね。
それでは四面楚歌については、ハッキリ意味を理解してもらえたのではないでしょうか?
最後に今回の内容を簡単にまとめて、一緒におさらいしていきましょう!
まとめ
コト助くん
◆四面楚歌の意味
- 周りに味方や、反対者ばかりでひとりぼっちの様子。
- その昔敵軍に制圧され、周りは敵しかいないという絶望的な意味合いから来ている、
相談できず、相談しても味方にもなってくれなくて、反対ばかりされると
ほんとに悲しいし、何を信じて頼るべきか絶望的に陥りますよね。
けど、きちんと向き合って話し合えばいつかは賛成してくれるようになると思います!
いつまでも四面楚歌でいないように一人でも味方が増えるように生きたいですよね!
それでは今日の言葉マップはここまでです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!